しっかりと期待に応えることができた時の達成感を感じてほしい。
普段の仕事内容は?
社長業と言えど、さまざまあります。
現場に立つこともありますしデスクワークに1日没頭することも。
大きな部分で言えば営業ですね。
受注渉外・値決め・指定の獲得は主に私が担当しております。
この仕事を始めたきっかけ
元々シンエイは進栄商会という名で父が始めた事業でした。
私はその影響もあり、高校を出てから木材工場で働きはじめました。
その時はまだ20歳前半でしたね。3年修行しました。
化粧貼造作材の工場で、その頃は化粧単板の制作修行でした。
知らない方のために補足すると、所定の寸法、形状に仕上げられた、
材質的にも見栄えがする材木を「化粧貼造作材」と言います。当社の主力商品です。
最初に始めたこと
まず、木の名前を覚える。
そのあと、製材の仕方を覚える。
表と裏が見てわかるようになったり、発見がどんどん出てきます。刃物を入れる方向には苦労しました。
デタラメに入れたら綺麗にならない。
精度が悪くなったり。はたまた工作機械が潰れたり…。
裏表が目視で分かるようになるまでが大変かもしれませんね。
シンエイで働きたい人に求めること
今は化粧単板の同業者が少ない。
だから経験者を求めるのは現実的に無理です。
物を作るのが好き。仕事に真面目に取り組める人に来てほしい。
性別問わず。女性も大歓迎。
例えば仕上げ工程の補修・検品のゾーンはきめ細やかな気づきがある、女性の方が向いているかもしれませんね。重たいものを持つこともありません。
現場では
私は細かい指示は一切しません。スタッフを信頼しています。
納期・注文内容を現場に出して後は各セクションで決めてもらう。
各々で品質をキープしてもらう。
うちのスタッフはみんな優秀だから技術指導は求められたら、そりゃあやりますよ!
会社を法人化して…社長になってから苦労したこと
2008年に株式会社シンエイに法人登記して初めて代表に就任したのですが、まぁ、苦労の連続でした。
耐震偽装問題の直後で建築業界も大打撃。仕事が全然ないときもありました。
「社長、明日は何を作りますか。」とスタッフに言われたことも。
納品しても品質が悪く、返品されることもありました。
それでも辛抱して、営業も頑張って得意先増やして、技術力もあげてみんなで踏ん張ってきましたね。
落ち着いたと思ったら、リーマンショック、そして大震災。
線路の枕木のごとく大変なことが続きました。
逆境に打ち勝つために
大量生産ではなく、技術を高め、一本一本の注文に答えるようにシフトチェンジしました。量よりも、精度を高める。より顧客のニーズにこたえる。これは、ある得意先の社長に親切にしてもらい、頂いたアイデアでした。
この深掘スタイルが功を成し、会社が安定気流に乗りました。
今では、ものすごく有名な公的現場の資材も提供しています。有名ホテル(契約上、名前を明かせませんが)の指定工務店の仕事が多いからです。
すべて口コミで紹介が入ってくるようになったのです。
あの日本で一番有名な神社の社務所や、京都の某神社にも木材を入れたり。
いい材料・いい加工ができるからこそ、このような誇りある仕事に従事できるのです。
業界の未来は
新設住宅は減り、リフォームが増えるでしょう。
減っていく中でどうシェアを伸ばすか。
2020年(オリンピック)までは住宅以外の仕事も増え続けます。
2020年以降に目線を向けていき、次の一手を考えています。
楽しく学べる環境を作ってあげたい。
そう思いながら毎日仕事をしています。
新人教育で気を付けていること。
当然ですが、入社してくる方は未経験者がほとんどです。
木とは何か?今何を作っているのか?まずは
興味を持ってもらう事から始めています。
今、作ってるものが、家を建てる上でどの箇所に使われるのか。
君が作った化粧板がいろんな所に使われている。
家以外の建物、世の中のあらゆる所で使われている。
自分の作品のようなものが世の中で使われていて、
誰もが知っているような有名な建築物で使われている。
そこの楽しさを感じてもらえる様に心がけています。
技術をしっかり磨いてもらって、そこに楽しさを見出してほしい。
そうすれば、遣り甲斐も出てきます。
自分が新人の時に苦労したこと。
教えてもらう立場の時は、シンエイは今の規模ではなかった。
師匠は選べなかったので、自分で勉強しました。
自分の上司は自分。そういう心構えで仕事をしてきました。
そして、自分は今は部下たちの上司。
部下にはそういう苦労をさせず、楽しく学べる環境を作ってあげたい。
そう思いながら毎日仕事をしています。
業界の時代はどこへ向かう。
時代が変わっても、その時に求められた製品をつくり、
顧客にこたえ、更なる技術を身につけていく。
社員同士で毎日話し合って、向上していきます。
家庭ではどんな父親なのか。
お父さんは木で物を作っている、家で必要なものを作ってるんだよ。
そう言うと、子供も興味を示してくれる。これが遣り甲斐。
そして、休日は家で子供とモノづくりも。
もちろん、自分の家の内装は自分でやってます。
木と過ごすことを楽しめて、一緒に頑張れる人は、絶対に楽しめます。
仕事内容は「加工」と「仕上げ」。
「加工」ではむつかしい箇所がたくさんあります。
まず、木によって水分量が違う。木は生きています。
だから、切るときに難しい。長ければ長いほど難しいんです。
僕の部門で扱うのは、主に家の建材です。
そして次に「仕上げ」とは、
塗装工程は他社がやるのですが、塗装の下地を作る仕事です。
具体的に言いますと、紙やすりで目を整える。そして、傷を細かくチェック。
一つ失敗すると、後の工程がストップしてしまうので集中力が必要です。
その場合、自分で直せるものは自分で直してしまう。
臨機応変さはどんな仕事でも必要です。
もちろん、判断がむつかしいものは上司と相談してやります。
先輩として伝えたいこと。
現場では専門の言葉も多いけど、
やる気さえあれば一からしっかり学べる仕事です。
木と過ごすことを楽しめて、一緒に頑張れる人は、絶対に楽しめます。
家族との時間も大事。
今は結婚2年目です。1歳の子供もいます。
休みの日はほとんど家族といますね。休日の一番の楽しみです。
外に出かけたり。家でお酒を飲んだり。テレビを観たり。
近くの「和泉ららぽーと」や「橿原アルル」に家族で行ったり。
もちろん、車通勤です。
手に職が付き、遣り甲斐ができます。
長く続ければ生活も安定する、堅実な仕事
この仕事を始めたきっかけ。
私は小さいときから1人でもくもくと何かをするのが好きだった。
そういう作業ができる仕事を探していました。
大阪府主催の就職セミナーで知り合った
人材エージェントの方が、シンエイを紹介してくれました。
当時は就職が難しい時期でした。
就活が面倒くさいからって、
就職しないでみんなみたいにフラフラしたくなかったんです。
自立して仕事をしたかった。だから、高校卒業したらすぐに働くつもりでした。
私の仕事内容は…
メインは「仕上げ」です。最終確認のセクションですね。
寸法をチェックして、傷をチェックし、細かく補修。
きめ細やかな気配りが必要な部門です。
力仕事は無いので、私にも向いていますが、
機械をよく使うので怪我が無いように気を付けています。
商品の品質を担っている自負があります。
手に職が付き、遣り甲斐ができます。
長く続ければ生活も安定する、堅実な仕事だと思います。
お堅い話は無しにすると…
会社で一番よくしゃべるのは
新人の野々口くん。そして、古味くんです。
しゃべるだけじゃなくて、技術指導もしますよ。
もちろん、年上の新人さんでも、誰が入ってきても親切丁寧に教えます!
休みの日は…
家でゆっくり。テレビを見たり、1人の時間を楽しんでます。
わたし、パズルが好きなんです。あと漫画が好き。
ワンピース、ハンターハンター、黒執事、キングダムとか。
他の人と違って、家では全然物を作ったりしないんです(笑)
木を触るのが大好きなんですよ。
ずっとモノづくりをしています。
仕事内容を紹介します。
前職は工務店で大工をしていました。
その前は、だんじり彫刻師の下で修業を積んでいいました。
シンエイでは縁貼り機の部門を担当しています。
板の縁に化粧をほどこす仕事です。
仕事中に気を付けていること。
安全第一!怪我をしないように、気を付けています。
後は100%、良いものを作るように心がけています。
会社にとって、僕に任せればどんな仕事もやってくれる!
そんな人材になりたいと思っています。
休日の過ごし方。
千早赤阪村の実家で母と祖母と、奥さんと1歳の子供の5人暮らしです。
結婚2年目です。
車で会社まで近いですね。
休みの日は家でミニだんじりを作っています。
木を触るのが大好きなんですよ。
子供との時間はほどほどに(笑)ずっとモノづくりをしています。